妻は仕事の関係で知り合った韓国人です。


それなりの期間、仕事を通じてその人柄がわかっていたので、国際結婚に踏み切ることができました。結婚は相手と完全に一致するものではなく、違いを受け入れるものだとおもいます。


その意味での大きなギャップがあった方が刺激的に感じることもあります。しかし妻の実家は韓国でもかなり田舎のほうです。隣国ですが、実家への帰省はたいへんです。


都市部と違いまだまだ血縁関係で成り立っていますし、伝統的なこともよく守られています。自分の家族や親戚の間にはもはや濃密な関係がないだけにうらやましくはあります。


しかしいざ韓国で妻のダンナとして熱烈に一族で歓迎されると、そのような経験がないだけにどのように振る舞っていいのかとまどってしまいます。ただ日本で暮らす妻にとってはとても大切な故郷なんだとよくわかります。


それでも長期の休みがあると、田舎に帰ろうと誘われると、どうしても即答できないでいます。