【言語】リトアニア語

リトアニア語はリトアニアの公用語としてはもとより国境を接するラトビア、ベラルーシ、ポーランド、ロシアの飛び地でもあるカリーニングラード州など国境を有する周辺地域で使われている言語です。

リトアニア系移民の多いアメリカ、カナダ北米地域や南米のブラジル、アルゼンチン、ウルグアイでも話されています。

とはいえリトアニア国内での母国語として使っている数は280万人程度。

国外でリトアニア語を話せる方は20万人程度、周辺地域や公用語である欧州連合の地域を除いての話者数は極めて少ないと思われます。

言葉の特徴としてはラトヴィア語と同様にインド・ヨーロッパ語族のバルト語派ではありますが現存しているのはこの2か国語のみだと言うことです。

そして古代ペルシャ語やサンスクリット語などとの共通点を持っているのは興味深いところでしょう。 これはかつてのリトアニア大公国が14世紀には欧州最大の国家だったこと、東西の狭間にある立地であったこと等から多様な文化、言語、宗教が流入し混在しながら発展していったものと思われます。

この為方言にも多様性があり、バルト海側と内陸部の主要な2つの方言に 3つの下位方言が存在。 さらに詳細に分ければ15程度の分類が可能です。

文字表記はラテン語に発音区別記号を用いた32文字で構築されます。 基本は1字1音ですが3文字に限り、2字1音が用いられています。 昨今の問題点をあげるとすれば借用語の多さでしょう。

2770語ある借用語の大半はポーランド語ですが、欧州連合に加盟したことにより英語の借用語も急速に増えているのが現状です。

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リトアニア語を学ぶ (パート2)

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