【言語】ノルウェー語

インド・ヨーロッパ語族ゲルマン語派北ゲルマン語群に属する古北欧語から枝分かれした言葉です。 このため北欧4ヵ国の言葉は似通った部分も多く見受けられます。

ノルウェー語の主派は二種類。
標準語として使われるブークモールはスウェーデン語及びデンマーク語にも似た部分を見いだすことができ、ノルウェーの人口の9割近くがブークモールを使い話します。外国人から見たノルウェー語といえばこの言葉を指します。

但しこのブークモールにも方言があるため、対面した方によっては違った言葉に聞こえることもあると言えるでしょう。 ノルウェー北部や東部で採用している自治体も多いです。

もう一つはスカンディナヴィア語群に属するアイスランド語と似たニーノシュクです。この言葉は歴史自体が新しく、ノルウェーで話されている方言を文語に採用したもので、その始まりは1800年代後半に起こった言文一致運動であり、あらためて1929年に称されるようになりました。

西部のホルダランやローガラン、ソグン・オ・フィヨーラネと言った行政区域で公用として使われているのが特徴。

400年来続いたデンマークの支配下の影響を受けない、本来のノルウェー語の特徴を持ち合わせていると言っていいでしょう。

しかし首都オスロ近郊はブークモール圏であるとともに独自の発展を遂げた東部ノルウェー語が使われ、基本的にニーノシュクは少数派です。

ラテンアルファベット26文字に3つの独自の文字を付け加えて言葉が構成されます。

(Visited 101 times, 1 visits today)



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Translate »