メキシコ、オアハカでカラフルな世界に包まれよう

OAXACA

メキシコ南部の大都市「オアハカ」。ここは標高1550メートル、南シエラマドレ山脈の高地にあります。

市内の「アオハカ歴史地区」と、郊外にあるサポテカ文明を代表する遺跡もある「モンテアルバン」という2つの世界遺産を抱えています。

ミトラ遺跡、ヤグ-ル遺跡等、見逃せない遺跡も沢山です。

イエルベ=エル=アグアという断崖にある温泉。長年蓄積した石灰とミネラルの成分により、何とも不思議な地形となっています。そこに湛えられた水は、吸い込まれるような透明感のある美しいエメラルドグリーンなのです。

オアハカの中心「オアハカ歴史地区」は色とりどりの家が並び、博物館、美術館、お土産屋さんが充実しています。まるで物語の中にいるような、ワクワクするような、フォトジェニックな景色が広がっています。

上げるときりが無いくらい、見所満載の都市ですが、最大の見所は毎年10月31日頃から行われる「死者の日」。日本で言う、お盆と言ったところでしょうか。ですが、お盆と言っても、日本のそれとは全く違う形相を呈します。

オアハカはメキシコで一番華やかな死者の日を体験できる街です。

この数日間は街中にオフレンダと言う祭壇が現れます。死者の写真、鮮やかなオレンジ色のマリーゴールド、見るも楽しい色とりどりの骸骨のオブジェ、死者の好きだった物やフルーツで祭壇が飾られます。

カレンダというパレードも見逃せません。市内の2大大通りでは骸骨等に仮装した人々や大きな張りぼて人形が練り歩きます。そして夜の墓地では、ろうそくの明かりと共に歌い、踊る人々が。

このように、オアハカは日本の日常とかけ離れた世界を、色々な角度で楽しめる都市です。特に、この地域独特のカラフルな色彩のシャワーは必見です。全く違う文化の中に身を置いて、新鮮な発見をする忘れられない旅になるでしょう。

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