世界遺産・ボルガル遺跡がある魅力的な町

ロシア西部、沿ヴォルガ連邦管区のほぼ中央に位置するボルガルは非常にのどかな草原、川も周囲に見られる町ですが歴史的遺構も多くあります。

特にボルガル遺跡というスポットは、「ボルガルの歴史的考古学的遺産群」という名前で2014年にユネスコ世界遺産に認定されました。

かつてこの地にはブルガール人という民族ががおり、1つの王朝を築きました。周囲の民族や国とも多くの争いごとの変遷を経て、ここまで遺跡が綺麗な形で残されてきました。

18世紀ごろから遺跡の保存整備が積極的に行われ、手が適切に加えられてきたことが理由となっています。

近年では「世界で最も大きなコーラン(イスラム教の聖典)」があるとして注目され、観光する人が継続的にいます。

町で最も目立つ「白のモスク」というスポットは、13世紀に建てられた由緒あるモスクです。インドの「タージ・マハル」に非常によく似ているといわれることの多い建物ですが、実際にタージ・マハルをモデルにしていることが判明しています。

歴史的な建物を今に、きれいな状態で残す取り組みは非常に評価されています。雄大な自然、歴史に育まれたこの町は、観光先として非常に魅力的だと言えるのではないでしょうか。

(Visited 130 times, 1 visits today)



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Translate »