そこから説明しないといけない?国際結婚の困った所

国際結婚は何をどうしても大変なものです。同国人の結婚ですら困難を伴うのですから、生まれた環境・お国柄が違うとさらに大変です。心から困った部分は山ほどありますが、「さほど重大な問題ではないけれど、それでも国際結婚ならではの困った点」をご紹介させて下さい。

私は歴史と読書が大好きです。ここ数年は時代小説をも読み始めて、感激することがよくあります。その感動を分かち合いたい、と主人(欧州人)に話を振るのですが、その反応がピンと来ません。

「その、ショーグンというのはどの幕府における人?」

から始まって、いちいち詳細にいたって歴史背景を説明しないと本題に入っていけないのです。

日本人なら

「江戸中期の設定なんだけどね」

くらいの前振りで済むところが、何だか歴史の授業並みになってしまうのです。

また、外国人は忍者や侍が大活躍するようなパッと華やかな剣劇を好みますが、私の趣味は人情系の町人話などです。これも、日本人特有の美的感覚・当時の栄養事情など細かく説明しないといけないので、非常に疲れます。(だから、日本の時代劇は翻訳が少ないのでしょうか…)

と言っても、まだ話を聞いてくれるだけありがたい旦那様ではあります。自分の語学力・表現力を更に高める機会、と無理やり前向きに考えるようにもしています。

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