白ロムとSIMロック、SIMフリーのスマホ

白ロムのスマホとSIMフリーのスマホは、現在では同じような意味の言葉に思えますがちょっとだけ違います。

スマホは、SIMカードという小さなチップを本体に挿して使う仕組みになっています。ここに電話番号などの情報が記録されています。元々の携帯電話はSIMカードがなくて携帯電話本体に電話番号などが記録されていました。この電話番号などの情報を消したものが白ロムと言われていました。携帯電話ショップで機種変更したときの元の携帯電話が白ロムになります。

それがSIMカードを挿して使うようになりましたので、携帯電話やスマホ本体に電話番号の記録がされていません。SIMカードを抜いたものを、現在では白ロムと呼んでいます。

この白ロム、同じ通信会社のSIMカードしか認識しない仕組みになっています。これをSIMロックと言います。

Docomoの白ロムスマホならDocomoのSIMカードしか認識しません。SoftbankはSoftbankのSIMカード、auはauのSIMカード、というように白ロムは、スマホ本体にSIMロックが掛かっていますので1つの通信会社のSIMしか認識しません。

スマホにSIMフリーのものがあります。海外ではSIMフリーのスマホが多く販売されています。これは、どの通信会社のSIMカードでも認識します。

DocomoでもSoftbankでも認識します。（auはちょっと特殊なので別の機会に話します。）

お勧めのプランでも書きましたが、通信料を安くするにはMVNO SIMというSIMカードを使います。このSIMカードはDocomoの回線を使用しています。ということは、Docomoの白ロムスマホでしか認識しません。または、SIMフリーのスマホに挿して使うと認識します。