結婚式から習慣、感覚の違いが明らかに

日本の多くの人にとって家族、というとお父さん、お母さん、子供たち、という核家族を思い浮かべるのかな、と思います。もしかしたら、そこに、おじいさん、おばあさんが入るかもしれません。

でも、伯父、叔母、いとこたちは「親戚」というまた別のくくりになると思います。わたしの夫は、中南米のある国の、ちょっと田舎の町の出身です。その町で結婚式をあげることになりました。共通の友人が多かったので、どの友達を招待するかでもめることはありませんでした。問題は家族をどこまで招待するか、でした。

わたしにとって家族、とはそれほど広くない範囲ですが、彼らにとって家族とは、わたしたちにとっての「親戚」すべてなんです。でも彼のお父さんは、30年前に亡くなっているので、そちらの親戚は呼ばなくてもいいのでは…と思いましたが、近所に住んでいるのでそうはいかないらしく、すべて呼ぶことに仕方なく同意しました。

しかし、驚いたことに親戚だけで軽く60人以上になり、わたしが呼びたいと思った友達すべてを呼ぶことができませんでした。彼の亡くなったお父さんは、なんと10人兄弟だったので、いとこも沢山になったんです。しかし、実は住んでいるところが遠い、という理由で、彼のお母さんの方の親戚は一切呼んでいなかった、ということが後からわかりました。全員招待していたら、親戚だけで100人越えだった、ということで、さらにびっくりしました。

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