チチェン・イッツアの神秘的な神殿

マヤ文明で有名な古代都市チチェン・イッツアの求心的な神殿であるエル・カスティージョです。

この神殿は、9世紀初頭に完成したといわれています。神殿の高さは25m、底辺40平方m、9層の基壇の壮大な神殿です。左側の中央階段の蛇頭ククルカン(羽毛の蛇)が描かれた階段面は年に2回、春分と秋分の日に蛇の影となって現れるという不思議な現象が見られます。

ピラミッド状の神殿は、巨大カレンダーになっています。四方の階段は91段あり、91×4=364それと頂上の一段を加えると、ちょうど一年365日になります。なんとも不思議です。

階段を昇り詰めると、ヒスイの目を持つ赤いジャガー像と生贄の心臓を置いたチャック・モール像があります。マヤの農耕歴(ハアブ歴)と、祭事歴(ツォルキン歴)をもとに創造されています。

9世紀という太古にこのような文明があったことが驚きです。そして、未だにマヤ文明が滅びた経緯がわかっていません。マヤ文明の天文学、建築技術の高さが不思議で素晴らしいです。

El Castillo

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