ポーランド、ウクライナのカルパチア地方の木造教会

訪れたのは夏でしたが、空気が乾燥していて快適に観光できました。

カルパティア地方の木造の教会は、自然が豊かな緑の中に建てられており、3室から構成されており、四角形あるいは八角形のドーム型屋根という特徴があります。木造ですので、コンクリートの建造物と違い、とても温かみがあります。16世紀から建てられた教会もあり、建築技術の高さに驚かされると同時に歴史の趣を感じます。

16棟のギリシア正教会の聖堂が世界遺産ですが、世界初の世界遺産とは、2つの国にまたがるという事が珍しいという事です。

2つの国とは、ポーランドとウクライナです。ポーランドとウクライナをまたがるようにカルパティア地方があり、そのカルパティア地方に木造教会群が点在しています。正確には、ウクライナのリヴィウ州・イヴァーノ=フランキーウシク州・ザカルパッチャ州、そして、ポーランドのマウォポルスカ県・ポトカルパチェ県になります。世界遺産が2つの国にまたがっているのは、まるで2つの国が手を取り合って協力しているような、仲良くしているような感じがして、とても平和を感じて悟らされたような気持ちになりました。

もっと多くの国々が手を取り合って一つの国になれば良いのにと思ったひと時でした。

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