【言語】ヒンディー語

ヒンディー語はインドで最も多くの人に話されているインドの公用語です。 主に北西インドで話されている言語です。 広大な領土を有するインドには200以上の言語が存在しますが、その中で最も話者数が多く、インドの連邦公用語として定められています。

母語話者数が4億9千万人と言われています。ヒンディー語は人工言語であり、隣国のネパールで話されるネパール語などと近隣関係にあります。話し言葉は方言差が大きく、西ヒンディー語と東ヒンディー語に大別されます。

ヒンディー語は英語のように母音と子音でできてます。 10種類の母音があり、鼻母音が良く出現することが特徴です。 文法はSOV型で基本的な語順が日本語に似ているのが特徴です。

単語には男性言葉と女性言葉があり、話し手と相手の性別によって言葉が変わります。ヒンディー語の文字は、デーヴァナーガリーというインドの文字が使用されいます。 デーヴァナーガリーはひらがなや漢字、カタカナ、アルファベットと同じ分類です。

ヒンディー語の動詞は時間や目的によって語尾が変化します。 変化の種類は現在形、過去形、未来形、不確定未来形、命令形、依頼系、自動詞、他動詞、使役動詞、二重使役動詞などとなります。 これらの変化形は1つ1つで変化の仕方が異なり、1人称なのか2人称なのかでもさらに分類されて変化します。

言語の特徴

ヒンディー語は英語やイタリア語などと同じインドヨーロッパ語族に属していて、英語でmyを意味するmein、sunを意味するsuryaなど多くの単語に直接的な関連性を見出すことができます。

文法的にもその他のインドヨーロッパ語族と同じ屈折語に分類され、時制や主語と述語の関係性などを動詞自体を変化させることによって表します。特に時制は非常に複雑で、未来完了進行形など日本語話者には馴染みのない時間の概念も表現することができます。また、複数と単数、女性名詞と男性名詞の区別もあり、それに応じて動詞の活用形も変化します。

しかし、日本語話者にとって勉強しやすい部分も多々あります。まず統語、すなわち単語の並び方が、日本語と同じSOV型であることです。前置詞もヒンディー語では名詞の跡に着くことになっており、日本語の助詞と同じようにして扱えます。

さらに発音も日本語話者には馴染みやすい部類に属します。確かに、有気音と無気音、LとRの区別などはありますが、一つの子音に対して必ず一つの母音が伴う構造は日本語と同じであり、カタカナのまま発音してもそれなりに意味が通じます。

また、一見複雑に見えるデーヴァナーガリー文字ですが、一度学んでみると非常に合理的に作られていることが分かります。子音と母音を組み合わせて一つの文字を作り、単語は上の線でつなげて区切る、覚えるのはひらがなよりも簡単であり、誰でも一週間きちんと勉強すれば身につけることが出来るでしょう。

インドというと英語が通じるで現地の言葉は人ようないと思われる方がいるかも知れません。しかし実際には、英語を流暢に喋れるのはごく一部の教育を受けた層のみです。これから成長していくインドとの関係を良好に保っていくために、ヒンディー語の勉強の重要性はますます増していくことでしょう。

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