【言語】トルコ語

トルコ語の文法構造は日本語と同じSOV構造ですが、動詞の活用は日本語より複雑です。主語によって接尾辞がつきます。全ての言葉に母音調和がかかり、動詞の活用もそれに従って行われます。

文字は1928年までアラビア文字を利用していましたが、現在はローマ字で表記します。ただし、英語のローマ字にはない文字もいくつかあります。

世界には様々な言語がありますが、その中でも規則的な言語だと言われています。そのため、規則さえ理解すれば習得しやすい言語です。語彙は歴史的にみるとアラビア語とペルシャ語の影響を強く受けていますが、今は英語を始め西洋の言語からの借用語も多く入って来ています。

その最たる例は、フランス語のありがとうを意味する「メルシー」がそのままトルコ語として使われていたりするところに表れています。

トルコ語を公用語としているのはトルコと北キプロスですが、周辺諸国や中央アジア、トルコ系移民がいる北アメリカやヨーロッパの一部地域でも通じます。

あまり知られていないことではありますが、トルコ語から日本語になった言葉もあります。例えば「キヨスク」は、お屋敷という意味のトルコ語を語源としています。シルクロードの端と端で、トルコ人もびっくりの語彙の意味変化を果たしています。

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